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間辺 巖; 川崎 克也; 南 賢太郎
JAERI-M 90-069, 46 Pages, 1990/04
原子炉解体時には多量の放射性固体廃棄物が発生し、これらの廃棄物をその放射能レベルに応じて合理的に処分する必要がある。本装置は中でも多くを占める極低レベル廃棄物の区分と確認を、線スペクトル分析法により効率的に行う為に開発された。装置は廃棄物の走査機構、2台のGe半導体検出器と多重波高分析器、及び小型計算機システムからなり、3種類の容器に収容したコンクリート等の廃棄物の放射能を、核種別に自動測定する。本装置の諸性能の確認試験を行った。廃材等の密度と放射性物質が容器内に均一に分布する時、主な放射性核種に対する測定精度は10%以内である。Coに対する検出下限放射能濃度は200lドラム缶を用いた時、600秒の計測時間で7.510Bq/gである。測定処理能力は1時間あたりで約1000kgである。